高校1・2年生向け

総合型選抜・学校推薦型選抜ってどんな入試なの?

高等学校などで主体的に学ぶ態度と能力を身につけた、将来のグローバルリーダーの卵である意欲的な人や、グローバル社会の下で活躍できる優秀な人材を、より多様に募集することを目的とした入試です。

高校3年生向け

在学生インタビュー

総合型選抜・学校推薦型選抜で入学した在学生にインタビューしてみました。
進路選択の参考にぜひご覧ください。

出願までの準備

出願をするための書類をご準備していただく必要があります。
出願までの流れをご確認ください。

よくある質問

本選抜のねらいについて

基本方針

大阪大学は、21世紀のグローバル社会において活躍する人材を輩出するためには、従来の価値観や能力にとらわれない多様な資質を有する学生を受け入れることが重要であると考え、一般選抜とは異なる観点で「総合型選抜」又は「学校推薦型選抜」を全学部で実施します。
本選抜では、高等学校等で主体的に学ぶ態度と能力を身に付けた将来のグローバルリーダーの卵である意欲的な人や、グローバル社会の下で活躍できる優秀な人材を、より多様に集積させることを目指します。具体的には、高等学校等の成績、大学入学共通テストの結果、国際バカロレア資格、英語等の外国語能力、口頭試問(面接)等を各学部のアドミッション・ポリシーに基づき組み合わせる他、必要に応じ、高等学校等での自由研究の活動、海外留学等の実績等を活用したり、志望理由書や志願者が所属する高等学校等の長が作成する志願者評価書を参考にしたりするなどして、多面的、総合的に合格者を判定します。

期待する学生像

総合型選抜・学校推薦型選抜では、ここに述べた大阪大学の教育理念に共感し、単なる自己実現にとどまることなく、何のために学ぶのかを真剣に考え、それを実行できる学生の入学を期待しています。最先端の知を学び、自らも新たな知を生み出すとともに、それをどのように社会に活かすかという志と、その実現のためのスキルや知識も備えた人間、大阪大学が育成したいリーダー人材はこういう人なのです。
選抜においては、このような考え方を踏まえ、基礎的な学力については大学入学共通テストを利用して評価しますが、同時に高等学校での学びの質や経験をきちんと把握し、総合的に評価することにしています。何よりも重視したいのが、「自分の頭で考える習慣」を持っているかどうかです。正解に素早くたどり着く能力よりも、一生を通じて出会うさまざまな問題に向き合い、考え抜く力が大事だと考えています。正解のない複雑な社会的課題に対して果敢に挑戦する志を持った学生の入学を期待しています。

選抜の種類

「総合型選抜・学校推薦型選抜」は「総合型選抜」「学校推薦型選抜」から構成されていますが、学部・学科によって出願要件、推薦要件、提出書類、大学入学共通テストの受験を要する教科・科目等の評価項目が異なります。詳細は、下の各学部の特徴・募集概要等を参照してください。

各学部の特徴

総合型選抜

文学部

人間が生み出すあらゆる文化を見つめ直す

文学部の学問とは、人間の営為をさまざまな方向から考えるものです。例えば、哲学・文学・歴史・美術作品、さらに最近ではコンピュータなど、人間が築いてきた文化やそのあり方を幅広く深く考える学問を目指し、日本学・演劇学・音楽学などユニークな専修を揃えています。

人間科学部

豊かに生きられる社会のために、”人間とは”を探究

人間科学部の学問対象は「人間」です。人文学・社会科学・自然科学を横断した視点から、人間のさまざまな側面にアプローチします。心理学、教育学、社会学、共生学の要素が集まった学びが可能です。

外国語学部

言語と文化、外国に関するエキスパートを育てる

日本の国立総合大学における唯一の外国語学部です。25の専攻言語があり、専攻言語を習得するだけでなく、その言語を介して世界諸地域の文化や社会、歴史、文学などを学び、その知を活かして世界で活躍できる人材を育成します。

法学部

多面的に捉える、論理的に考える、夢と感受性を持つ

法、政治、そして経済の仕組みを通じて、社会の秩序を構想していくことができる知識と思考力が身につきます。法学科と国際公共政策学科を有し、法曹界・公務員・民間企業など社会のさまざまな分野において国内・国外で活躍していくことができる人材を育成します。

経済学部

経済学、経営学の両方と、さらに行動経済学が学べる

「経済学」のみならず、企業経営という観点から経済事象をより実践的に考察する「経営学」も学べる学部です。また、経済学と心理学を組み合わせて、現実的な経済活動について研究を行う最新の「行動経済学」において日本有数の研究拠点として有名です。

理学部

自然界の不思議にひそむ、新たな法則を見つけ出す

日本初のノーベル賞に輝いた湯川秀樹博士の「中間子論」もここで生まれました。素粒子から物質、化学、地球、生物、宇宙、数学まで幅広く自然科学について学び、研究できるスケール感が特徴。また、学部2年次から研究室等で研究ができる「理数オナープログラム」も設けています。

学校推薦型選抜

医学部 医学科

未来を切り開く、最先端の医学・医療を学ぶ

医学科の使命は、高度な倫理観と探究心をもち、世界の医学・医療をリードするスペシャリストを育成することにあります。ここでは、世界的な臨床医・研究者も数多く活躍しており、基礎医学はもとより、最先端の臨床医学、高度先進医療を習得できる体制が整っています。

医学部 保健学科

高度な医療知識と技術を備えたスペシャリストへ

これからの医療の要は「チーム医療」。患者さんにとって一番身近な看護師・医療技術者が、医師とともに最高の医療を提供できるよう、総合大学であり医学部附属病院を持つ利点を活かし、医学・看護学をはじめ、工学・薬学・理学を専門とする教員が指導します。

歯学部

健康の源である「口」を通して、豊かな生活に貢献する

国際的にも有数の口腔医療の教育・研究機関です。国立大学で唯一の口腔医療専門の附属病院が附設されており、充実した臨床実習・研修を受けられます。本学部の目的は、歯科医療のスペシャリストかつ、口にまつわる “オーラルヘルス”の専門家の育成です。

薬学部

特色ある3コースで薬学研究のエキスパートを育成

博士号を持ちグローバルに活躍する薬剤師博士になる「先進研究コース(10年)」、研究と臨床の双方に強い「Pharm.Dコース(6年)」、創薬できる薬剤師研究者になる「薬学研究コース(6年)」の3コースがあり、「先進研究コース」は学校推薦型選抜でのみ募集します。

工学部

実学重視の気風で、最先端の研究を世に役立てる

設立当初から“実学”を重んじ、産業界の発展を支え、世界的に第一線で活躍する研究者を多く輩出しています。産業界とのつながりが深く、産学連携の取り組みが非常に盛んです。学校推薦型選抜による入学者は、所属学科内の希望する学科目・コースへ、原則、優遇的に分属されます。

基礎工学部

理工の枠を超え、未踏のEngineering Scienceを開拓する

従来の工学部(Engineering)・理学部(Science)の枠を超え、科学と技術の融合による先端的研究を行っています。量子コンピュータ研究など、今後の世界を変える科学技術のパイオニアを目指すとともに、柔軟性と応用力をもって国際的に活躍できる人材育成を推進します。

在学生インタビュー

VOICE
01

文学部 人文学科

池亀 優作

小さい頃から日本史が好きで、高校時代には地元の歴史に関する探究活動を意欲的に行っていました。総合型選抜ではそのような活動の成果を活かすことができると思い出願しました。また、興味のある分野の専門の先生が大阪大学にいたことが入学の一番の決め手でした。
入学後は1 年生ながらもその先生の授業を実際に受けることができました。その他の教科においても充実した学習を行うことができ満足しています。

VOICE
02

人間科学部 人間科学科

平川 友華

高校の探求活動で書いた論文の内容と人間科学部で学びたいこととにつながりがあったこと、英語の資格試験を持っていたことを受験に活かしたかったので総合型選抜に出願しました。
大阪大学では、高い志を持った人が多く集まっている環境で学ぶことでとても充実した日々を送ることができているので、受験機会を増やして良かったなと思っています。やることが多くて大変な部分もありましたが、受験生の皆さんには、気持ちを強く持って頑張ってほしいです。

VOICE
03

医学部 保健学科検査技術科学専攻

窪 龍矢

大阪大学の入試は基本的に前期日程の1回しかないため、1回でもチャンスを増やすために出願しました。また入試で問われる内容が英語の小論文と面接でしたが、私は英語が一番の得意教科だったので、入試が有利に進められることや、加えて自身が幼い頃からアトピー性皮膚炎に苦しんだ経験から面接で志望動機を熱く語れる自信があり、この経験を評価してもらえる学校推薦型選抜に出願しました。大阪大学では、『学問の扉』のように、自身の所属する学部の勉強とまったく関係のないような学問に触れたり、全国各地から集まったさまざまな考え方をもつ学生と交流したりすることにより、多様な価値観を養うことができています。

VOICE
04

薬学部 薬学科

飯沼 宏太

志望理由や自分の長所・熱意を、ケンブリッジ研修、SSH、部長としての経験などのバックグラウンドを含めて直接伝えることができることに惹かれ、受験を決断しました。また、薬学部に学校推薦で入学すると配属される先進研究コースは、創薬研究者として海外で活躍し、新薬を開発するという夢を叶えるために、最適な環境だと考えました。
薬学部の時間割は必修の講義が多いという印象です。学生のスキルアップに向けて緻密に練られたカリキュラムと、学習を促進させる工夫が特徴だと考えます。

VOICE
05

基礎工学部 電子物理科学科

仮山 史織

私は興味のある研究が盛んであること、合格の機会を増やしたいことから学校推薦型選抜を選びました。また、推薦が自分に向いている、準備が勉強の息抜きになる点も良かったです。
大学生活は自己責任が大きいぶん自由で、勉強・サークル・バイト・友人関係とさまざまな経験ができます。授業では、理系は必修が多いですが、基盤教養で言語学の授業をとったり、外国語学部の授業を受けるプログラムに応募したり自由な部分も多くあります。

ご不明な点はこちらまで
お問い合わせください

大阪大学 入試課

〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1-1

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